お茶のいろは

KIRIN

WORKSHOP

知るとお茶は、楽しくなる。
生茶と学ぶ「お茶のいろは」
ワークショップ

VOL. 5

プロから教わる
“器選びで変わるお茶”

2018.02.28 WED

ワークショップレポート

お茶の器は湯飲みだけじゃなかった!

「知るとお茶は楽しくなる」をモットーに、お茶の知られざる一面をピックアップし、その楽しみ方と魅力を体感する「お茶のいろは」ワークショップ。
5回目となる今回のテーマは、“器選びで変わるお茶”。これまでのワークショップでは、温度や淹れ方、一緒に食べる食事によってお茶の味わいが変わることを体感してきました。今回はもう一歩深く、お茶そのものではなく、お茶の味わいを引き立ててくれる器に着目。日本茶インストラクターのほか、ソムリエ、ドリンク講師としても活躍されている山上昌弘先生をお招きして、お茶と器の密接な関係を紐解いていただきました。

日本茶インストラクター山上さん登場

日本茶インストラクター山上さん登場

「器でお茶の旨味を飲み比べるワークショップなんて、相当ディープなワークショップになりますよ」。様々なシーンで講演を行っていらっしゃる山上先生でも今回のテーマは相当奥深い内容のようです。 お茶特有の“うま味”や“甘み”にスポットを当てた斬新で贅沢な試みに欠かせないのは、飲み方と味覚、そして器との関連性を“知る”ことから。器の大きさや飲み口の薄さによって、飲み物が口の中に入る角度や流れが変わります。飲み物が舌に触れる位置によって感じやすい味の種類が異なるため、器を変えると味の感じ方が変わるとのこと。ちょっと他では聞けないアカデミックな知識に、参加者のみなさんもメモする手が止まりませんでした。

味覚と器の関係

味覚と器の関係

今回は、煎茶碗・豆茶碗・備前焼・シャルドネワイングラス・フルート状のシャンパングラスの5つの器で飲み比べを実践。煎茶碗は液体が、甘みを感じやすい舌先に流れることで甘み・うま味を感じやすい構造に。反対に、飲み口の広いシャルドネワイングラスは酸味を感知しやすく、果実感をより強調したい飲み物に合うのだとか。器の質感はもちろん、日常的には考えもしなかった顎の位置や液体の流れを意識することで、味わいが全く変わることに参加者の皆さんもびっくり。 「知識や経験が多ければ多いほど、お茶の美味しさを深く体感できる」という先生のアドバイスに納得です。

飲み比べて実感。こんなに違うんだ!

飲み比べて実感。
こんなに違うんだ!

今日は特別に、フレッシュな味わいと好相性だというシャルドネワイングラスで、山上先生お手製の「スパークリング日本茶」も。この斬新な一杯は、ディープなワークショップにピッタリ!
「生茶」は二つの器で飲み比べ。うまみの特長を持つ生茶でも、液体が細く早く流れるシャンパングラスではすっきりとしたうまみを感じることが出来ました。一方、舌先に液体があたる煎茶碗では甘味に近いようなうまみを感じることができました。
器から感じる見た目・香り・テクスチャーによって味わいそのものが変わること。人間の味覚の不思議を体感した時間でもありました。

最後はみんなで座談会

最後はみんなで座談会

座談会では「さわやかで食事ともいけそう」「新鮮で華やか!」とみなさんにも大好評だったスパークリング日本茶。「ペットボトルの生茶をグラスで飲むとまた違うね!」という意見も。他の可能性をさらに探るべく、「家の器でも飲み比べてみたい」という声も飛び出しました。
「茶葉やお茶って手間もかかっているし、本来とても贅沢なもの。お茶のことをもっと知って、プレミアムなお茶の飲み方がどんどん世に定着したら楽しいと思う」という先生の言葉に思わず頷くみなさん。器と飲み方、そしてその相性によってまったく違う顔を見せるお茶の新たな世界。明日から、お茶の飲み方がまた少し変わりそうです。

講師紹介

山上昌弘

日本茶インストラクター

やまがみ まさひろ山上昌弘やまがみ まさひろ

日本ドリンク協会代表、ジャパンビアソムリエ協会代表、ソムリエ、SAKE DIPLOMA

著書
知識ゼロからの日本茶入門(幻冬舎)
世界お茶の基本(プラザ出版、製作監修)など

器やその味わい方、健康効果からQOL(クオリティ・オブ・ライフ)まで、
さまざまな角度から、ドリンクの正しい知識とその魅力を伝えている。

開催日時
2月28日(水) 18:30 〜(※受付18:00〜)
所要時間
90分程度
定員
18名(先着)
開催場所
「お茶のいろは」 東京都渋谷区神宮前6-16-23 CASE W
受講料
1,000円(税込)
お問い合わせ
0120-123-282 [受付時間]11:00~19:00 (火曜・年末年始は除く)

お茶のいろは

WORKSHOP