お茶のいろは

KIRIN

WORKSHOP

知るとお茶は、楽しくなる。
生茶と学ぶ「お茶のいろは」
ワークショップ

VOL. 2

プロから教わる
お茶の“食べ方”

2017.10.26 THU

ワークショップレポート

お茶って食べられるの?

「知るとお茶は、楽しくなる。」をコンセプトに、お茶のあらゆる側面にフォーカスし、その魅力を体感する「お茶のいろは by Namacha」ワークショップ。第2回目のテーマは、お茶を“食べる”ということ。私たちの普段の生活では、飲み物として親しまれているお茶。そんなお茶の葉には、飲むだけでは摂取できない多くの栄養素が含まれているのを知っていましたか?しかも、いつも使っている食材と同じように、手軽にアレンジが効くというのもその魅力。今回は、日本茶インストラクターであり、お茶の研究をされている講師をお招きし、調理することによって得られるお茶の栄養について、実践と試食を交えながら、楽しく教えていただきました。

講師の築舘先生登場!

講師の築舘先生登場!

築舘先生が、お茶の研究を始められたのは、15年前。科学的な研究はもちろん、国内外の産地に出向き、様々なお茶の歴史や作り方を現地で学んだそうです。日本国内でも、飲むためではなく、お粥にし、お茶の栄養を採るためだけに作られていたお茶の葉も古くからあったのだとか。その栄養価への注目は、まさに先見の明!と言えるのではないでしょうか。様々な栄養素の中でも、茶がらに多く含まれるのが、食物繊維、ビタミンA、E、β-カロテン、でんぷん、たんぱく質等。ズバリ、お茶全体の約7割の栄養成分。裏を返せば、抽出するだけではお茶の栄養素が3割程度しか摂れていないことに、参加者の皆さんも思わずびっくり!「今日は茶がらを丸ごと味わいましょう」という先生の掛け声に、意気揚々と調理の準備を進めました。

  • 完成!茶がらの簡単おひたし
  • 完成!茶がらの簡単おひたし
  • 完成!茶がらの簡単おひたし
完成!
茶がらの簡単おひたし

まずは、抽出の仕方によって際立つ成分をそれぞれ味わうことから、実習はスタートしました。水出しではアミノ酸のうま味、ぬるま湯出しではカテキンの渋み、そして熱湯出しではカフェインの苦味を確認することができました。そして、残った栄養たっぷりの茶がらで作るのは、副菜の定番おひたしです。小さなボウルに、水をよく切った煎茶の茶がらを移し、かつお節、ごま、ちりめんじゃこ、醤油を一緒に混ぜ合わせるだけの簡単レシピ。想像以上にクセがなく、何より手軽! ごまの香ばしさ、じゃこの塩気、カツオのだし感が混ざり合い、後味にはしっかり“お茶”を感じられるレシピです。

  • 簡単でおいしい!茶がらスムージー
  • 簡単でおいしい!茶がらスムージー
  • 簡単でおいしい!茶がらスムージー
簡単でおいしい!
茶がらスムージー

さらに、おひたしを試食している間に先生が振る舞って下さったのが、朝食やおやつにもすぐに大活躍できる茶がらスムージー。「茶がら以外のレシピは内緒にするので、他に何が入っているか当ててみてくださいね」という先生の問いかけに、じっくり味わいながら飲む参加者の皆さん。フルーティーな甘みと香りをヒントに、「リンゴジュース」という声はすぐに挙がりました! そして、マイルドな飲みやすさの決め手は、なんと栄養価も高い「豆乳」なのです!とても意外な組み合わせに皆さんも驚きです。お茶の爽やかな香りと味わいを引き出してくれる材料の掛け合わせに感激する皆さん。自分好みのフルーツを使ってアレンジするなど、レシピの幅が広がりそうなところも嬉しいポイントでした。

最後はみんなで座談会

最後はみんなで座談会

栄養たっぷりで、実は手軽に料理に使える茶がら。ワークショップに参加した皆さんからは「思っていたよりも簡単で、美味しかった」、「野菜感覚で使っていきたい」など、お茶料理の可能性に思いを馳せる声が多く聞こえてきました。「こんなに栄養があったなんて、今まで捨てていたのが勿体無い!」と思わず悔やむ人も…。私たちが生きる上で欠かせない「食べる」ということを通して、お茶の持つ底力と、まだまだ秘めた可能性を実感した時間でした。これまで知らなかったお茶の歴史と栄養。明日からの新たなお茶との付き合い方を知ると、体にとって、きっとうれしいものになるはず。

※茶がらは水分を多く含むため、時間の経ったものは使用しないでください。

講師紹介

築舘香澄

つきだてかすみ築舘香澄つきだてかすみ

管理栄養士、博士(生活科学)

日本茶インストラクター、ティーインストラクター、アクアアドバイザーの資格を有する。

これら資格を活かし、お茶についての科学的な研究や、大学・専門学校での講師、
お茶料理研究会主催のコンテストの審査員を務めるなど、多方面で活躍中。

開催日時
10月26日(木) 14:00 〜
所要時間
100分程度
定員
18名
開催場所
「お茶のいろは」 東京都渋谷区神宮前6-16-23 CASE W
受講料
1,000円(税込)
お問い合わせ
0120-123-282 [受付時間]11:00~19:00 (火曜・年末年始は除く)

お茶のいろは

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