お茶のいろは

KIRIN

WORKSHOP

知るとお茶は、楽しくなる。
生茶と学ぶ「お茶のいろは」
ワークショップ

VOL. 1

プロから教わる
利き茶体験

2017.09.13 WED

ワークショップレポート

そもそも“利き茶”って何?

「知るとお茶は、楽しくなる。」をコンセプトに、お茶のあらゆる側面にフォーカスし、その魅力を体感する「お茶のいろは by Namacha」ワークショップ。記念すべき第1回目のテーマは、「利き茶」。一口にお茶と言っても、その種類は幅広く、香りや味に違いがあるもの。それらを見極め、産地や品種を当てるのが「利き茶」です。
カジュアルに聞こえますが、古くから「闘茶」「茶歌舞伎」などと呼ばれ、お茶の世界に長く伝わる正式な競技です。講師にお招きするのは、そんな闘茶の世界で名を轟かせる有名な茶師の先生。お茶の味わいをわかりやすく、そして奥深く紐解いていただきました。

講師の前田さん登場!

講師の前田さん登場!

講師は、製茶問屋やまはち 株式会社前田幸太郎商店 専務取締役 最高段位十段の前田文男先生。その道のプロフェッショナルです。
“日本一の利き茶名人”との呼び声も高い前田先生に直伝してもらうワークショップはとても贅沢。その豊富な経験をもとに、茶葉の紹介や品種の違いを見極めるための実践的なテクニックを、レクチャーしていただきました。起源にまで遡る闘茶の歴史や、過去の大会で先生が体験したエピソードなどを交えながら、ユーモアいっぱいの進行に、場の雰囲気も徐々に和らいでいきました。

習いながら利き茶を体験

習いながら
利き茶を体験

本来の闘茶は産地で競うのが主流ですが、今回のワークショップでは、わかり易い様に茶葉の品種で競いました。茶葉は玉露・煎茶・深蒸し煎茶・ほうじ茶・玄米茶の5種類。それぞれを「花・鳥・風・月・客」と示します。1種類毎にどの品種か、札を投札箱に入れていくという仕組み。

自分の味覚を信じていざ投票へ

自分の味覚を信じて
いざ投票へ

審査は予備審査と本審査の2回。「味に集中しがちですが、香りは最大のヒント」という先生のアドバイスをもとに、感覚を研ぎ澄まします。本審査では、茶師さながらの真剣な表情が見受けられました。何人かの方が満点にあたる「皆点 (かいてん)」を弾き出す快挙に、会場は白熱。闘茶の面白さと難しさを強く感じられた時間でした。

最後は皆で座談会

最後は皆で座談会

日本が世界に誇る「お茶」と、その伝統に紐づく「闘茶」。
普段何気なく飲んでいたものが、もう一歩深く知ることで“面白く”、そこから更に一歩先を体験することで、“楽しむ”ことへと変化しました。新たな知識と実践で見えてきたものは、お茶の持つ個性とその違いを味わうということ。
それは、私たちにとって生活そのものであるお茶の、知らなかった世界でした。
これからは、手にしている一杯の味や香り、そして歴史を堪能しながら飲むのもいいかもしれません。
今日より明日、これから飲むお茶はきっと、もっと美味しく楽しいはず。

講師紹介

前田文男

前田文男

やまはち(株)前田幸太郎商店 店主
茶師には茶の鑑識眼の技量を示す段位があり、その当時最高位となる十段に初認定されている。
年に1度行われる全国茶審査技術競技大会(闘茶会)では常に上位にランクインし、日本一の利き茶名人との呼び名も高い。

第40回 全国茶審査技術大会 優勝 (農林水産大臣賞 受賞)
全国茶審査技術 最高段位 十段
NHK「プロフェッショナル」出演 (2008年6月)

開催日時
9月13日(水) 18:00 〜
所要時間
90分程度
定員
18名
開催場所
「お茶のいろは」 東京都渋谷区神宮前6-16-23 CASE W
受講料
1,000円(税込)
お問い合わせ
0120-123-282 [受付時間]11:00~19:00 (火曜・年末年始は除く)

お茶のいろは

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